フォトブログ
記憶の憧憬

チンチン電車と車が交錯し、さほど広くもないメイン通りはアナーキー。
父親が運転する車に乗ってハラハラしつつも、デパートと迷路のようにつながるアーケードとを行き来する人混みにワクワクしたなぁ。
人が街をつくる~街散歩~

引き算の思考

晩秋日暮れが早まるにつれて、受験の足音が迫り来ます。
受験生にとってこれからの時期は、焦りとの闘いであり、自分を信じての踏ん張りどころでもあります。
『理科・社会は暗記科目だ!』
『英語も単語の暗記で乗り切れるぜ♪』
『数学は楽ちん公式を丸覚えすればよし☆彡』
『国語は読解問題をひたすら解けばいっか……』
暗記作業で得られるものは、知識の部品でしかありません。どの教科にも“本質を見抜く能力”が要求されます。
本質を見抜くには不要なものを削ぎ落とし、核心となる箇所を見つけ出さなければなりません。
すなわち、学習には引き算の思考が効果を発揮するといえます。
本当に必要なものは何か?
法則の根底にある意味を考える。
論点と筆者の主張をとらえる。
背景と状況と条件に応じて情報をスクラップ&ビルドする。
要約しなさいと言われたら、なんだかどれもこれも必要な気がしてくる人、大事な箇所にマーカーを引こうとしたらマーカー線だらけになってしまう人には、”捨て魔”の精神を養うことをおすすめします。
夏の名峰を制する

長引くコロナ禍で余暇活動の機会は失われています。コロナ禍3年目の今夏は行動制限がかからなかったものの、子どもたちが学び成長する経験値には未だ物足りなさを感じます。
そんな人間社会の事情を知ってか知らずか、かの名峰が近場に出現してくれました。昨今、軽装備かつ登山届未提出で山登りに挑戦する不届き者が後を絶ちませんが、近場の名峰はいかなる入山者も受け入れてくれます。
まずは5合目付近まで。登山初心者の若者は、有り余る体力を放出して一気に駆け上がりがちです。
標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃、気圧は約10hPa下がります。高山病には注意が必要です。気温と気圧の変化に体を慣らすためにも、中腹で休憩をとりましょう。
体力が回復したら、再び頂上を目指します。6合目をすぎる辺りから勾配は30%を超えてきます。足場に気をつけながら歩みを進めます。
いよいよ頂上付近に差し掛かりました。滑落に注意して最後の力を振り絞りましょう。
ひぇ~、恐れ入りましたぁ

白百〇学園・学〇院・青〇学院の幼稚園と言えば、良家のご子息・ご息女が通われる名門としてその名を世に轟かせていますが、これらをも凌ぐ名門幼稚園に遭遇しました。
この紋所を目にしたら、「ひぇ~、恐れ入りましたぁ」と平伏するしかありません。
この園の園児たちは帝王学を学び、黄門様ごっこで遊ばせ給うのでしょうか。
いにしえより日本人は兎角、お上と権威に弱いと言われます。
けれども、そのお上が道理を通し弱きを救うのであれば、そうした日本人の国民性も悪くはないかもしれません。
胸のすく名演技をありがとうございました。
追悼 佐野浅夫さん