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精鋭ぞろいの理科塾

理科塾は少数精鋭の受験塾&理科実験塾です。
精鋭とは、多彩な才能や経験を持ちあわせている生徒さんが多いとの意味です。
こちらの水彩画は、現在中3生の生徒さんが小6生のときに描いた作品です。
色づかいの感性が良く、お祭りの臨場感が表現されています。お祭りのときに感じた雰囲気と感動が絵を通して伝わってきますね。
ヒップホップダンスがプロ級の生徒さん
(本人によると、「もっと上がいる」との弁ですが、ボックスステップを踏むと前進してしまう私は感嘆するばかりです。)
エースとして野球に全力投球する生徒さん
(カーブの投げ方と曲がる仕組みの話に、運動音痴な私は「なるほど!」と納得しました。)
古典芸能で活躍する生徒さん
(大人たちと肩を並べて表現できるとはすごい!私は盆踊りすら怪しい……)
一般的に、スポーツ・芸事・芸術などの活動に没頭できる人は学習面でもスイッチが入りやすく、根気と集中力を発揮すると言われています。
「私は何もない」、「勉強にも身が入らない」と思う人も自分を卑下することはありません。
10代は、スポンジのような吸収力を秘めており、未来への時間を携えています。
現状から自分の限界を勝手に定めなければ、面白いと思えるものに出会えるはずです。
記憶の憧憬

チンチン電車と車が交錯し、さほど広くもないメイン通りはアナーキー。
父親が運転する車に乗ってハラハラしつつも、デパートと迷路のようにつながるアーケードとを行き来する人混みにワクワクしたなぁ。
人が街をつくる~街散歩~

引き算の思考

晩秋日暮れが早まるにつれて、受験の足音が迫り来ます。
受験生にとってこれからの時期は、焦りとの闘いであり、自分を信じての踏ん張りどころでもあります。
『理科・社会は暗記科目だ!』
『英語も単語の暗記で乗り切れるぜ♪』
『数学は楽ちん公式を丸覚えすればよし☆彡』
『国語は読解問題をひたすら解けばいっか……』
暗記作業で得られるものは、知識の部品でしかありません。どの教科にも“本質を見抜く能力”が要求されます。
本質を見抜くには不要なものを削ぎ落とし、核心となる箇所を見つけ出さなければなりません。
すなわち、学習には引き算の思考が効果を発揮するといえます。
本当に必要なものは何か?
法則の根底にある意味を考える。
論点と筆者の主張をとらえる。
背景と状況と条件に応じて情報をスクラップ&ビルドする。
要約しなさいと言われたら、なんだかどれもこれも必要な気がしてくる人、大事な箇所にマーカーを引こうとしたらマーカー線だらけになってしまう人には、”捨て魔”の精神を養うことをおすすめします。
夏の名峰を制する

長引くコロナ禍で余暇活動の機会は失われています。コロナ禍3年目の今夏は行動制限がかからなかったものの、子どもたちが学び成長する経験値には未だ物足りなさを感じます。
そんな人間社会の事情を知ってか知らずか、かの名峰が近場に出現してくれました。昨今、軽装備かつ登山届未提出で山登りに挑戦する不届き者が後を絶ちませんが、近場の名峰はいかなる入山者も受け入れてくれます。
まずは5合目付近まで。登山初心者の若者は、有り余る体力を放出して一気に駆け上がりがちです。
標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃、気圧は約10hPa下がります。高山病には注意が必要です。気温と気圧の変化に体を慣らすためにも、中腹で休憩をとりましょう。
体力が回復したら、再び頂上を目指します。6合目をすぎる辺りから勾配は30%を超えてきます。足場に気をつけながら歩みを進めます。
いよいよ頂上付近に差し掛かりました。滑落に注意して最後の力を振り絞りましょう。