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湯たんぼ始めました
理科塾の冬期講習は厳しい!
“厳しい”とは、私が竹刀を振りかざして生徒に猛特訓を強いている訳ではありません。隙間風が、足元が、寒い……いや、冷たいのです。
店舗兼住宅に改築したといえども、授業スペースは元々築30年以上の民家の一室です。無駄に窓は大きく、床下の断熱対策は十分とは言えません。
もちろん、暖房はこれでもかというぐらいの高温設定ですが、換気対策もあり、足元まで暖気が届きません。
そこで昨日より新兵器「湯たんぽ」ちゃんを投入しました。
半日くらい温かさが持続しますし、柔らかカバーは都度洗濯しているので衛生面の心配もいりません。集中力が上がること間違いなし。今後、希望される生徒さんにお出しします。
日本全国、星の数ほどある学習塾の中で湯たんぽが出される塾はうちだけでしょう。まったく自慢になっていませんね。
精鋭ぞろいの理科塾
理科塾は少数精鋭の受験塾&理科実験塾です。
精鋭とは、多彩な才能や経験を持ちあわせている生徒さんが多いとの意味です。
こちらの水彩画は、現在中3生の生徒さんが小6生のときに描いた作品です。
色づかいの感性が良く、お祭りの臨場感が表現されています。お祭りのときに感じた雰囲気と感動が絵を通して伝わってきますね。
ヒップホップダンスがプロ級の生徒さん
(本人によると、「もっと上がいる」との弁ですが、ボックスステップを踏むと前進してしまう私は感嘆するばかりです。)
エースとして野球に全力投球する生徒さん
(カーブの投げ方と曲がる仕組みの話に、運動音痴な私は「なるほど!」と納得しました。)
古典芸能で活躍する生徒さん
(大人たちと肩を並べて表現できるとはすごい!私は盆踊りすら怪しい……)
一般的に、スポーツ・芸事・芸術などの活動に没頭できる人は学習面でもスイッチが入りやすく、根気と集中力を発揮すると言われています。
「私は何もない」、「勉強にも身が入らない」と思う人も自分を卑下することはありません。
10代は、スポンジのような吸収力を秘めており、未来への時間を携えています。
現状から自分の限界を勝手に定めなければ、面白いと思えるものに出会えるはずです。
記憶の憧憬
チンチン電車と車が交錯し、さほど広くもないメイン通りはアナーキー。
父親が運転する車に乗ってハラハラしつつも、デパートと迷路のようにつながるアーケードとを行き来する人混みにワクワクしたなぁ。
人が街をつくる~街散歩~
引き算の思考
晩秋日暮れが早まるにつれて、受験の足音が迫り来ます。
受験生にとってこれからの時期は、焦りとの闘いであり、自分を信じての踏ん張りどころでもあります。
『理科・社会は暗記科目だ!』
『英語も単語の暗記で乗り切れるぜ♪』
『数学は楽ちん公式を丸覚えすればよし☆彡』
『国語は読解問題をひたすら解けばいっか……』
暗記作業で得られるものは、知識の部品でしかありません。どの教科にも“本質を見抜く能力”が要求されます。
本質を見抜くには不要なものを削ぎ落とし、核心となる箇所を見つけ出さなければなりません。
すなわち、学習には引き算の思考が効果を発揮するといえます。
本当に必要なものは何か?
法則の根底にある意味を考える。
論点と筆者の主張をとらえる。
背景と状況と条件に応じて情報をスクラップ&ビルドする。
要約しなさいと言われたら、なんだかどれもこれも必要な気がしてくる人、大事な箇所にマーカーを引こうとしたらマーカー線だらけになってしまう人には、”捨て魔”の精神を養うことをおすすめします。