さるかに合戦の皆さんと記念撮影をしました。
画像のメスフラスコは、決められた濃度の溶液をつくるために用いられるガラス器具です。量りとりたい溶液量ごとに様々なサイズのメスフラスコがあります。
溶質を量りとったら、別のビーカーで溶媒(純水)に溶解しておきます。ビーカーで溶解した溶液をメスフラスコに移します。標線と呼ばれる白い線まで溶媒(純水)をメスフラスコに加えましょう。
一般的なフラスコには見られないガラス栓が付属されているのはなぜでしょうか?
滴定実験に用いられる溶液づくりは、正しい手順にしたがって丁寧かつ慎重な作業が求められます。濃度の単位にモルmol/lを用いて、設定された濃度から溶質量を計算しておきましょう。
なんだか、難しい用語が並びましたね。モル濃度と聞いてじんましんが出た人がいたらゴメンナサイ。
ところで、7年前に放映されたTVドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」をご覧になっていた方はいるでしょうか。
杏さん扮する東大卒のリケジョ公務員薮下依子は堅物な腐女子として描かれています。依子が調味料を正確に計量したり、寸分狂わぬサイズに野菜をカットしたり、科学実験のように料理をしていた場面を思い出しました。
世間の理系に対するこのようなイメージは、緻密な実験風景から連想されるのでしょう。
科学に関わると、幅広い知識と深い観察眼が身につきます。昨日までの何でもない景色にも楽しい発見があるかもしれません。
理系の探究学習に興味のある方、勇気を出して理科塾の扉をたたいてみてください。